
宅浪に向いている人ってどんな人だろう?
このような悩みにお応えします。
この記事を書いている僕は、大学受験に失敗して1年宅浪しました。
その結果志望校に合格し、現在は充実した大学生活を送っています。
今回はそんな僕が宅浪に向いている人の特徴についてまとめます。
宅浪に向いている人ってどんな人?
まず結論から言いますと、僕が思う宅浪に向いている人の特徴は以下の通りです。
・自分をコントロールできる
・勉強する環境を作れる
・孤独に耐えられる
・自分の力で解決できる
・上手くいかなくても思い詰めない
では、それぞれの特徴について解説します。
自分をコントロールできる
予備校に通う場合は決められた時間に授業があり、ある程度スケジュールが与えられていますが、宅浪には与えられたスケジュールはありません。

また、予備校の場合はお金を払って通っているので、やる気が起きず勉強したくない日でもある程度の強制力がはたらき、とりあえず塾に行こうという気持ちになります。
しかし、宅浪の場合はそのような強制力はなく、勉強するかしないかは全て自分次第です。
このように宅浪には自分の力で毎日のスケジュールを組み、それに沿って勉強していく必要があり、これを1年間続けていくためには自分をコントロールできなければなりません。
宅浪のスケジュールの組み方は以下の記事でまとめているので是非参考に!
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宅浪の1日のスケジュールを公開!【組み方も解説】
続きを見る
勉強する環境を作れる
予備校に通う場合は授業や自習スペースなど勉強する環境が自動的に提供されますが、宅浪の場合は自分で勉強する環境を整える必要があります。
ここで少し注意していただきたいのですが、「勉強する環境」とは単に自宅や図書館など勉強する場所を指しているわけではありません。
ここでは、自分にとって集中して勉強しやすい場所を「勉強する環境」と呼ぶことにします。
その場所が自宅なのか図書館なのか、あるいはカフェなのかは人それぞれ違います。
ポイントはその場所に来て自然と勉強する気になるかどうかです。

宅浪の勉強場所については以下の記事でまとめているのでよかったらどうぞ。
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宅浪の勉強場所でおすすめなのはどこ?【2カ所以上は確保しよう】
続きを見る
孤独に耐えられる
突然ですが、宅浪とは孤独なものです。
もちろん自宅には家族もいますが、自分と同じ浪人生という立場の仲間は近くにはいません。
同じ立場の仲間が近くにいないことは、ただ寂しいといった感情を起こすだけではなく、予備校に通っている人たちはどれくらい勉強しているのか、自分はこのままで大丈夫なのかといった学習面での不安も感じさせます。
友達とあまり会えなくても寂しいと感じず、同じ立場の仲間の状況が分からなくても自分のやり方を信じて日々勉強し続けることのできるメンタルが宅浪の場合には必要です。
自分の力で解決できる
宅浪の場合は予備校に通う場合とは異なり、問題を解いて分からないことがあってもすぐに質問できるような相手がいません。
なので、分からない問題に遭遇した時は解説や他の参考書を使用して自力で解決する必要があります。
大切なことは自分が理解できるまで粘り強く考えるということです。
分からないからといって途中で理解するのを諦めてしまったら力は伸びません。

なので、宅浪するには粘り強く問題に取り組み、自分の力で解決していく力が必要です。
上手くいかなくても思い詰めない
宅浪を1年続けるとなると精神的な安定も大切です。
そのためには、上手くいかないことがあってもあまり深く考えすぎない方がいいです。
例えば、仮に組んだスケジュールをこなせなかった日があっても落ち込む必要はありません。
なぜなら、やる気があまり起きない日があったり、難しい問題に予想以上に時間を使ってしまうことだってよくあるからです。
その度に「自分はダメだ…」と思い詰めるのではなく、「まあ、こんな日もあるよね!」くらいのノリでいられる性格の方がいいと思います。

まとめ:宅浪に向いている人の特徴
最後に宅浪に向いている人の特徴をもう1度まとめます。
・自分をコントロールできる
・勉強する環境を作れる
・孤独に耐えられる
・自分の力で解決できる
・上手くいかなくても思い詰めない
こんな感じです。
今回は宅浪に向いている人の特徴について説明しました。
宅浪を選択することは様々な面でハードに思えるかもしれませんが、この記事で説明したような特徴を持った人なら意外と楽に1年間過ごせるかもしれません。
僕も1年宅浪して現役時よりも穏やかな気持ちで1年間過ごせたと感じています。
予備校か宅浪で悩んでいる人で上記の特徴に当てはまる人がいたら、宅浪もおすすめなので是非挑戦してみてください。
今回は以上です。