
何かおすすめのサイトとか本があったら教えてほしい。
このような悩みにお応えします。
この記事を書いている僕は、大学生からアコギを始めて現在3年目です。
今回はそんな僕が実際の経験をもとに初心者におすすめの楽譜について解説します。

アコギ初心者はどんな楽譜を使えばいい?
この記事を読んでいる皆さんは、アコギを始めて教則本などで基本を学び終わって、そろそろ実際に曲を弾いてみたいと思っている頃ではないでしょうか。
曲を弾くためには楽譜が必要となりますが(耳コピ等できれば話は別ですが)、無料サイトでいいのか紙の楽譜を購入した方がいいのか迷いますよね。
そこで、今回は無料サイトと紙の楽譜のメリット・デメリットを解説していきます。
無料サイトのメリット
無料サイトのメリットは以下の通りです。
・たくさんの楽譜を無料で見ることができる
・自動スクロール機能がある
・ボタン1つで曲のキーを変えることができる
それでは順に見ていきましょう。
たくさんの楽譜を無料で見ることができる
無料サイトなので当然ですが、たくさんの楽譜を完全無料で見ることができます。
僕が普段利用している「U - FRET」というサイトでは、J-POPを中心に6万曲以上の楽譜を見ることができます。

また、スマホやパソコンがあれば見ることができるので、楽譜自体を持ち運ぶ必要がなく便利です。
自動スクロール機能がある
無料サイトだと画面をクリックすると自動でスクロールしてくれる機能があります。
紙の楽譜と違いページをめくる必要がないので、ギターを弾く手を止めずに練習することができます。

ボタン1つで曲のキーを変えることができる
無料サイトでは曲のキーもボタン1つで簡単に変えることができます。

と思う方もいると思います。
しかし、カポタストだとキーを上げることはできますが、もともとカポなしの曲では下げることはできませんよね。
そのような観点では、このようなサイトだとキーの上げ下げ両方に対応しているので、曲のキーを変えたい時は便利です。
無料サイトのデメリット
続いて、無料サイトのデメリットは以下の通りです。
・精度が低い
・拍数と小節が書いてない
それでは順に見ていきます。
精度が低い
無料なので仕方ないことではありますが、楽譜の精度が低いです。
書かれているコードが微妙に違ったり、細かいコードチェンジが抜けていたりすることがよくあります。
なので、普段の練習で弾いてみるくらいなら問題ないですが、

と違和感に耐えられない人にはおすすめしません。
拍数と小節が書いてない
無料サイトではコードと歌詞は載っていますが、通常の楽譜と異なり拍数と小節は書いていないので、コードを弾く長さやコードチェンジのタイミングが分かりづらいです。
特に歌詞のない前奏や間奏などは、前に述べた精度が低いことも相まって特に分かりづらいです。
紙の楽譜のメリット
紙の楽譜のメリットは以下の通りです。
・精度が高い
・見やすい
・コード以外のパートも載っている
それでは順に解説します。
精度が高い
紙の楽譜の方が無料サイトより精度が高いです。
なので弾いていて違和感を感じることはほとんどありません。
また、中にはアーティスト本人が監修している楽譜もあるので、より原曲に近い雰囲気で弾くことができます。
見やすい
紙の楽譜はちゃんと拍数や小説が書いてあり、コードチェンジのタイミングも分かりやすいので、ストレスなく練習することができます。

コード以外のパートも載っている
これは楽譜によって異なりますが、コードと歌詞だけでなく、単音パートやハモリパートの音程が載っている楽譜もあります。
なので、コードだけでなく単音にも挑戦したり、ハモリパートを歌う練習をすることもできます。

紙の楽譜のデメリット
続いて、紙の楽譜のデメリットは以下の通りです。
・持ち運びが大変
・ページをめくる必要がある
それでは順に見ていきましょう。
持ち運びが大変
アコギは家で練習することも多いと思いますが、部活やサークルなどで家以外で練習する時は楽譜を持ち運ぶ必要があり、かさばる上に結構重くなります。

また、本ではなく印刷したものであれば多少は軽減されますが、やはりスマホだけで済んでしまう無料サイトと比べたら不便です。
ページをめくる必要がある
これは曲の長さにもよりますが、見開き1ページで収まらない曲を練習する場合は途中でページをめくる必要があります。
ページをめくる度にギターを弾く手を一度止めなければならないので、少し煩わしさを感じます。
また、印刷した紙を広げる場合にもある程度のスペースが必要となるので、無料サイトと比較すると不便です。
アコギ初心者におすすめの楽譜は?
それでは最後にアコギ初心者におすすめの楽譜を紹介したいと思います。
・無料サイト
・アーティスト別の楽譜
・有名曲がまとまった楽譜
・1曲ずつ買える楽譜
それでは順に紹介します。
無料サイト
無料サイトについては先ほども紹介しましたが「U - FRET」がおすすめです。
J-POPを中心に6万以上の楽譜を無料で見ることができます。
アーティスト別の楽譜
特定の好きなアーティストがいる場合は、アーティスト別の全曲集やベスト集を使ってみるのがおすすめです。
僕の場合はミスチルが好きなので以下のような楽譜を買いました。
特にYAMAHAが出版している楽譜が個人的には見やすいと思うのでおすすめです。
有名曲がまとまった楽譜
「有名曲をいろいろ弾いてみたい!」という方には以下のような本がおすすめです。
誰もが1度は聞いたことのある有名曲がたくさん詰まっているので、楽しく練習することができると思います
1曲ずつ買える楽譜
「1曲ずつ弾きたい楽譜を手に入れたい!」という方には「ぷりんと楽譜」というサイトがおすすめです。
>> 「ぷりんと楽譜」で楽譜を探す
こちらのサイトはYAMAHAが運営しているサイトで、自分のほしい楽曲を1曲から購入できるので、手軽に楽譜を手に入れることができます。
また、YAMAHAということもあり楽譜も見やすく、質の高いものが多いように思います。
まとめ:無料サイトも紙の楽譜も目的に合わせて利用しよう
最後に今回の記事をまとめます。
・無料サイトは無料で機能も優れているが、楽譜の精度は低い
・紙の楽譜はかさばるが、見やすく質が高い
・自分の目的に合わせて楽譜を選ぼう
こんな感じです。
僕の場合は好きなアーティストの楽譜は全曲集やベスト集を買って、それ以外は1曲ずつ購入したり無料サイトを利用して練習しています。
皆さんも自分の目的に合わせた楽譜を選んでみてください。
今回は以上です。